魚の骨

昨夜の夕飯はカマスの開きだった。食べる時にまめ(10)こまめ(8)が少し苦労しているようだったので、魚の身体のどこにどう骨があるのか、簡単に図解しながら食べさせてみた。
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魚の身体の構造を知れば、魚を食べるのも楽に綺麗になるし、捌くことだってできるようになると思っている。背骨とそれに続く中骨腹骨はわかりやすいと思うけれど、背骨から横に突き出た小骨や、背びれと尻びれの根元にある骨は小さいので注意するよう伝えておいた。

 

そういえば、以前ハギの両親に「魚を食べるのが上手」と褒められたことがある。僕の場合は意地汚く可食部分をギリギリまで食べているだけなのだけど、人からそう見えるのは、ある程度魚の身体の構造を理解しているつもりだからかも知れない。

 

レクチャー後、まめは「これが背びれだね、ホントだ骨がある!」なんて言いながら魚の身をほじっていた。一方のこまめは魚の目をほじって食べては、他の人の分までねだっていた。どうやら最近魚の目とそのまわりがお気に入りらしい。意地汚い僕の変なところが感染ってしまったのかなあと思いつつ、同じ兄弟で同じように育てているはずのふたりの性格や行動の違いを楽しんでいる。