ゴーヤ納め

今日小ぶりのゴーヤ2本を収穫して、今年のゴーヤはおしまい!明日ゴーヤ棚を撤収する。

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今年は途中まで「食べられるビオトープ」と名付けた循環式の水耕栽培を目指していた。複数のプランタや発泡スチロールを組み合わせ、最下層にメダカやエビやザリガニなんかを飼う生物槽を置き、ポンプで最上層に水を汲み上げ、上から順に各層へ緩やかに水を循環させて、ゴーヤやミニトマト、セリやシソなんかを栽培していた。いわゆる、アクアポニックスという考え方だ。

が、僕の環境だとうまくいかなかった。まず生体については、液肥が水質に敏感なエビに影響があるようで、いつのまにか姿を消してしまった。肝心の植物も生育が良くなく、ゴーヤもトマトもひょろひょろのまま。これは複数の種の植物を一つの閉じた水系の中で育てることで、お互いに禁忌物質によるアレロパシーが出てしまったのかも知れない。または、夏の高温期に水に溶ける酸素量が低下したことで、根への酸素の供給が十分に行かなかったせいかも知れない。または7月の天候不順のせいだったのかも知れない。

そこで8月になってから「食べられるビオトープ」ではなく、一株一株個別の容器に定植し、溶液の中にブクブクを設置してエアレーションを行う方式に変更した。ゴーヤが順調に成長するようになったのはこの時からで、スタートが遅かったものの10月までにたくさんの実を収穫することができた。

9月末ころからは、台風の影響に加えて水切れによる根腐れ、さらにはヨトウムシの来襲でトドメを刺された感じ。ヨトウムシにはいくつか若いゴーヤまで食べられてしまいびっくりしてしまった。おまえは葉っぱだけで我慢しとれ───!

 

さて、ゴーヤ撤収後はどうしようか。冬春に収穫できる葉物でもやりたいのだけれど、またヨトウムシにやられるような気がして、ちょっと二の足を踏んでいる。

皆さんはこれからの季節何を育てますか?