手間と結果は必ずしも比例しないもので、時間をかけて作ったボロネーゼより、パスタを茹でる鍋以外に火を使わない、料理と言えるかどうかギリギリの、混ぜるだけみたいなものの方が家族受けが良かったりする。このパスタはその最たるもの。
◼️ねばねばパスタ
◼️材料
・パスタ
・納豆
・めかぶ
・塩
以上。塩はパスタを茹でる時に使うだけで、基本的に調味料も納豆やめかぶに付属のカラシやらタレを使うだけ。
今日は5人分を錬成したので、納豆とめかぶはこの量。好みで増やしたり減らしたりするといい。納豆はひきわりの方が麺とよく絡む。
パスタを茹でるお湯には塩を入れる派。麺に下味をつけておくことで、ソースをある程度薄味にできるし、作る量が変わっても麺とソースのバランスが取りやすいので。
パスタを茹でてる間にボウルにめかぶを入れ、納豆も別途混ぜておく。納豆はよく混ぜると美味いって魯山人も言ってた。
食べごろの半歩くらい手前でパスタをボウルに移してよく混ぜる。麺がくっついてしまうのを防ぐためにオイルを入れたりするけれど、めかぶが潤滑油になってくれる。
別に混ぜておいた納豆を乗せて出来上がり。めかぶの潤滑油のおかげで盛り付けがくたっとしてしまうのは玉に瑕。
あおさとか鰹節とか刻み海苔を乗せてもいいし、玉子を混ぜてもいい。白いご飯に合うものはだいたいパスタにも合うのだ。
以上。イタリア人が知ったらグーで殴られそうなので内緒ね。