青猫

日曜日は雨の合間を縫って近所の公園へ。

まめ(10)はこの日も逆上がりを練習してみるのだけれど、惜しいところまではいくものの結局一度も成功せず。微妙に高さが合わないのかな?

 

なんだこれ?と、まめと一緒にゲラゲラ笑ったネコ(?) 他にもいろいろな動物があったようだけれど、このネコ以外は全て原型を留めていなかった。

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その後、鬼ごっこをしたり、母と白粉花の種を割ってみたり。

 

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いつの間にか、こまめ(8)がブランコを上手に乗れるようになっていた。どうやらまめからコツを教わったらしい。思えばまめもブランコが下手で、つい最近まで漕ぎ方を教えたり後ろから押したりしていたっけ。それが今では弟のいい先生に。

 

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やがて、まめも隣のブランコに座り、ふたりして「押してー」と。自分で漕ぐのとはまた違った楽しさがあるらしい。「落ちるなよ!」と声をかけてリズム良く押すと、寂れた公園にふたりの弾けるような歓声が響いた。

 

こうやってブランコでふたりの背中を押す役割はそろそろ終わりそうだけれど、これから何かに迷ったり勇気が出ない時、必要な時にいつでも後ろにいて、小さな背中を押してあげたいと思った。ブランコから落ちないように気をつけながら。